証券口座から130万円を売って、バイクを買いました。売るときになって初めてわかったこと

金融に関わる暮らし

皆さんこんにちは!KENです! 今日は仕事帰りに金木犀の香りがしてました!秋の香りですね!

今日は、投資の「出口」の話を書いていこうと思います!

私は2年前に、GSX-8Sというバイクを買いました。当時、現金はそこまで持っていなかったので、昔から趣味でやっていた投資のお金から出すことにしました。証券口座から130万円分を売って、バイクと装備を買っています。

投資の話は、大抵何を買うかって話ではないですか?

何を買ったか、どう積み立てているか、何年でいくらになるか。私もそういう話ばかり読んできました。

投資を始めてから、まとまった金額を「使うために」売ったのはこのときが初めてでした。そして、売る側に回ってみて初めて分かったことがいくつかありました。買うときには深く考えなかったことばかりです。

その話を書きます。

売る前に、売る順番を決めてありました

まず前提として、私の投資方針です!

私は口座の中身を、自分なりに3つに分けて持っています。

  • すぐ現金化しやすい安定配当の銘柄
  • 値上がりを狙って持っている銘柄
  • 株主優待や、いざというときのナンピン用に手をつけない銘柄(私は聖域銘柄と名付けています(笑))

そして「何かあったときは、この分類の上から売る」という順番を、何かある前に決めてありました。バイクを買うと決めたときも、この順番どおりに「すぐ現金化しやすい安定配当の銘柄」から売っただけです。

正直このルールはリバランスする時に売却する順番を決めるために作ったものでした。しかし、これがあって良かったと思ったのは、株を現金化するときも迷わなくて済んだことです。

もし何も決めていなかったら、たぶん私は画面を開いて、一番値上がりしている銘柄か、一番含み損が大きい銘柄のどちらかを見て、その場の気分で決めていたと思います。タイミングによっては、売りたくない銘柄も泣く泣く売ってたかもしれません。

売ってから使えるまで、思ったより日数がかかりました

ここは普段あまり出金してこなかったのでびっくりしました。

株を売っても、その日のうちに現金が銀行口座に入るわけではありません。売却の代金が受け渡されるまでに数日かかり、そこから銀行への出金手続きをして、さらに反映を待ちます。

私の場合は、売ってから実際に使える状態になるまで4営業日でした。せめて次の日には出金できるだろうと思っていたんです、、、

これが土日をまたぐと、もう少し長くなります。バイクの支払い日が決まっている状態で「まだ入ってこない」と口座を眺めるのは、あまり気持ちの良いものではありませんでした。これは他の時も同じで、緊急でお金が欲しいと思った時、株を売却して現金化して出金するのは想像より時間がかかるということを知っておいてください。

買い物の日程が先に決まっているなら、売却は前倒しで動いたほうが安心だと思います。私は次に同じことをするなら、1週間は余裕を見ます。

130万円分を売っても、130万円は手元に来ません

これも、売る側になって初めて実感したことです。もちろん前から知っていたものの、実感が湧きました。

私の特定口座は「源泉徴収あり」なので、売って利益が出た分には、その場で自動的に税金が引かれます。株式の売却益にかかる税金は20.315%(所得税15%、復興特別所得税0.315%、住民税5%)です。(海外の株の場合は、少し変わります。)

つまり、130万円が必要だからといって130万円分を売ると、税金が引かれたぶん、手元に残るのはそれより少なくなります。利益がどれくらい乗っているかによって、引かれる額も変わります。

確定申告をしなくていいのは「源泉徴収あり」の楽なところですが、その楽さと引き換えに、売った瞬間に税金が引かれているということでもあります。私はここを、買っている間あまり意識していませんでした。

必要な金額ちょうどを売るのではなく、少し多めに売らなくてはいけないということはこの日実感したのが初めてでした。

口座を選んだときに見ていたものと、売るときに効いたもの

私はSBI証券で株を取引しています。

SBI証券を選んだ理由は、手数料の安さでした。比較サイトを見て、売買手数料が安いところにしようと考えました。当時の自分にとっては、それがほぼ唯一の判断基準でした。

その選び方が間違っていたとは思いません。手数料は効きます。

ただ、実際に130万円を売る場面で私が気にしていたのは、手数料ではありませんでした。

  • 銀行に着くまで何日かかるか
  • 売る銘柄に納得できるか

このあたりです。どれも、証券口座を開くときには一度も考えていなかった項目でした。

口座を開く時点で売るときのことまで考えるのは難しいと思います。私も無理でした。ただ、手数料以外にも見るところはある、というのは、いま口座を選ぼうとしている人に伝わってもいいことだと思っています。

口座を複数持つこと

私はいま、SBI証券のほかにも証券口座を持っています(楽天証券、松井証券)。現在使っているのは、SBI証券と楽天証券です。

最初から使い分けを設計して開いたわけではなく、必要になったタイミングで増えていった、というのが実際のところです。

複数持っていて助かったと感じるのは、用途を分けられる点です。長期で置いておくものと、動かすものが同じ画面に並んでいると、私の場合は判断が濁ります。口座が分かれていると、そもそも視界に入りません。

私は、聖域と呼んでいる銘柄は楽天証券、その他はSBI証券で持っています。

そうすることで、メインの銘柄がちょっと下落したくらいでは、聖域の銘柄を売ることを考えなくてよくなりました。昔は気軽にこういう銘柄を売ってお金に充ててしまっていたので、自分の性格に合わせて運用の仕方を見直したような感じです。

一方で、口座が増えると管理は面倒になります。年に一度、それぞれの残高を確認する程度のことでも、数が増えれば手間です。今どき証券口座の乗っ取り事件とかもあるので、不必要に証券口座を保つ必要はないと思っています。

なので「とりあえず増やす」ことを勧めたいわけではありません。どこで口座を開くか、いくつ持つかは、人それぞれの使い方次第だと思います。ただ、私自身は分けたことで判断がしやすくなったので、ひとつしか持っていなかった頃には戻らないと思います。

まとめ

2024年に130万円を売って、実感したことは下記です

  • 売る順番を、売る前に決めておいてよかった。当日の自分は当てにならない
  • 売ってから使えるまで4営業日かかった。支払い日が決まっているなら前倒しで
  • 130万円分売っても130万円は残らない。源泉徴収ありの口座では、その場で税金が引かれる
  • 口座を分けたことで、手をつけたくない銘柄を守りやすくなった

投資を続けていれば、いつかは使うために売る日が来ます。そのときのことを、買っている間に少しだけ考えておくと、当日慌てずに済みます。

人によって合うルールは違うと思いますが、売るときの方針を事前に決めておくことや、持っている銘柄によって口座を分けることは、自分の投資方針を貫くためにも、やっていてよかったと思いました。

皆さんは、ご自身の「売るときのルール」を決めていますか? よければコメントで教えてください。

それではまた!

※本記事は筆者個人の実践記録であり、特定の金融商品の勧誘や投資助言ではありません。制度や税率は変更される場合があります。投資の判断はご自身の責任でお願いいたします。

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